~見えないコンディションを読み解け~
出遅れてもゆるっと競馬備忘録
ダルメ「おいっ、びーぼっ!こないだの〇△企画の件どーなってる?上司に”どーなってる”って聞かれてるうちは社会人としてまだまだやぞ…報連相っ!報連相っ!」
びーぼ「一昨日にダルメさんにメールしましたよ!ちなみに”メールしました”メッセージも社内のチャットに送ってます」
ダルメ「(うおっ、来てるっ、そして”対応済”のステータスに…俺が…したのか…)コラッ、で、でっかい声でそんな事言うな!”デキる上司ってこんな上司”風なこと言った俺が超絶恥ずかしいやんけっ!」
びーぼ「聞いてきたのダルメさんじゃないですか…(デキる上司ってこんな上司風?…って何?何?しかもそれを口にしてる…!)」
ダルメ「メールの見落とし…”見えない疲れ”か…?」
びーぼ「それ、この前『備忘録』にしたやつですよ…(ダメだ…ボケ倒してる…)」
※見えない疲れの詳細はこちら
https://keiba-bibouroku.com/【第10話】競走馬の『見えない疲れ』ってどんな疲/
ダルメ「そういえば、社会人にとって大事な報連相…実は競馬予想においても大事なホウ・レン・ソウがあることを知ってるか?」
びーぼ「ん?、なんですか、それ?」
ダルメ「ふふっ、競馬におけるホウ・レン・ソウ…それは放牧(ホウ)・連闘(レン)・輸送(ソウ)なのだよ!」
びーぼ「またそのくだりですか?この前の”ニセPDCA発言”といい、なんでいつも最後が微妙にこじつけ感満載なんですか!」
※”ニセPDCA発言”で問題勃発⁉
https://keiba-bibouroku.com/【第5話】京都の坂トーク/
ダルメ「ふふっ、びーぼはまだまだだね、いずれも馬券道を究めるためには必要な考え方なのだよ。しっかりと学ぶといいだろう!」
びーぼ「は、はい…お願いします」
■「ホウ」放牧(+2走ボケ/叩き2走目)
●意味
読んで字のごとく「牧場」へ移動し休養すること
●目的
疲労回復(肉体・精神)
立て直し(フォーム・気性)
成長促進(特に3歳)
●効果
リフレッシュして能力を出しやすくなる反面…
仕上がり不足でパフォーマンス低下のリスクあり
●2走ボケとは?
休み明けを一度使って状態が上向くと思いきや、2戦目で凡走する現象
原因:
見えない疲れの蓄積
気持ちのスイッチが切れる
1戦目が“メイチ”だった
●叩き2走目とは?
1戦使って状態が上がり、2戦目で本領発揮
特に「明らかな余裕残し仕上げ→2走目勝負」は王道
●馬券への影響
休み明け初戦:軽視もしくはヒモまで
叩き2走目:狙い目(特に前走余力残し)
2走ボケ:人気なら嫌う勇気が必要
👉ポイント
「前走の仕上げ度」と「陣営コメント」で見抜く
【補足】
「外厩(がいきゅう)」の進化: 最近の競馬では「放牧=休養」だけでなく、「外厩(ノーザンファーム天栄、ノーザンファームしがらき)で仕上げて帰厩即鉄砲(休み明け初戦)で勝つ」のがトレンドで、2走ボケは以前ほど顕著ではなくなってきている
「中間の本数」に注目: 休み明けでも乗り込み量が十分なら「仕上がり不足」のリスクは減少
■「レン」連闘=陣営が下した強硬策
●意味
当週にレースで走った競走馬が、翌週にも連続して出走すること
●目的
状態維持(調子が良いから間隔詰める)
使いながら仕上げる
条件替わり・メンバー弱化を狙う
●効果
反動リスクはあるが、ハマると連続好走
調教代わりの軽い出走パターンもある
●馬券への影響
前走好走+余力あり:むしろプラス評価
激走後:反動リスクで割引
使い詰めタイプ:人気薄で一発あり
👉ポイント
「前走の負荷(激走 or 楽走)」で評価を分ける
特に『前走で不利があって脚を余した馬』の連闘は、次走スムーズな展開で激走することがある
これが“怒りの連闘や!”、”勝負の連闘や!”などと言われている
■「ソウ」輸送 =最も見逃される凡走要因
●意味
レースに出走するために日本各地の競馬場に競走馬が”出張”すること
●目的
遠征によるレース選択
相手関係・条件狙い
●効果
輸送でテンション上昇・馬体減 → パフォーマンス低下
●馬券への影響
初輸送:割引が基本
長距離輸送(関東⇄関西など):リスク大
輸送慣れしている馬:影響小
👉ポイント
馬体重の増減(特に-10kg以上)※【要注意】 JRAのデータ傾向を見ても、マイナス10kg以上の大幅馬体減は、明らかにパフォーマンス(勝率・連対率)が低下するサイン
パドックでの入れ込みにも注意が必要
最近は輸送技術も上がっているものの、やはり『当日輸送(近場)』と『前日輸送(遠方)』では馬の消耗が違う
■さらにさらに、初めてのブリンカー装着
●意味
レースに集中できていない競走馬にブリンカー(遮眼帯)という馬具を装着し、集中力アップをレースで初めて試みること
●目的
集中力向上
ソラを使う(レース中に競走馬が気を抜く)馬の矯正
周囲を気にする馬の視界制限
●効果
一変するケースあり(劇的パフォーマンスUP)
逆に前に行きすぎて失速することも
●馬券への影響
最も“爆発力のある変化要素”
人気薄でも一発警戒
逃げ・先行力アップに繋がりやすい
👉ポイント
調教での動き改善コメント
過去に集中力欠いたレース内容
■ダルメ的備忘録~輸送の怖さとそこからの復活劇~
まだ咲き方を知らない桜のつぼみだった春姫(チューニー)が樫の舞台で輝きを取り戻した件!
2003年2月、チューニーはクイーンC(東京:G3)を勝利し、続く桜花賞(阪神:G1)を-20kg(美浦からの長距離輸送)の馬体重で凡走(12着)、その後、東京に舞台を移したオークス(東京:G1)を13番人気から巻き返して激走(2着)!
■どう見るべきか?
①「輸送×テンション」の典型パターン
桜花賞の-20kgはさすがに異常値レベルで、これは単なる仕上げ云々よりも輸送による消耗 or テンション上昇(カイ食い落ち=食欲低下)の可能性がかなり高かったと言われている
特に牝馬は
環境変化に敏感
馬房・輸送でストレスを受けやすいから、このパターンは再現性ある
②「能力が落ちたわけではない」という証明
次のオークスで巻き返してるのが重要で
👉 能力負けではなく「状態負け」とほぼ断定できる材料
これは馬券的にはめちゃくちゃ大事で
桜花賞だけ見て評価落とした人 → 負け
状態要因と見抜いた人 → オークスで拾える(※ダルメさんも拾ったうちの一人!)
■輸送苦手馬の見抜き
輸送が遠距離じゃない普段の競馬場では走る
初 or 久々の長距離輸送で大幅馬体減
次走、地元 or 輸送短縮で巻き返す
👉これが揃ったら「輸送×状態崩れ」認定でOK
調教師コメントやレース後のジョッキーコメントにも注視して!
■馬券への落とし込み
◎狙い目
輸送で凡走 → 次走(輸送軽減)
→ 人気落ちで激アツ
△危険パターン
輸送苦手がバレてない状態で再度遠征
→ 人気なら消し
ダルメ「と、まあこんな昔話をしてみたけど、おわかりいただけたかな?ほんとに可愛いお馬様だったのよ…」
びーぼ「サラブレッドってとても繊細なんですね…」
ダルメ「優勝したのが3冠牝馬のスティルインラブやったからなあ…相手が強すぎたわ!!!」
びーぼ「ダルメさんも長距離輸送を繰り返してそのお腹をへこましたほうがいいんじゃないですか?」
ダルメ「この腹には夢と希望がつまってるからいいのっ!」
次回は「ハンデ戦ってなんやねん!斤量差ってそんなに影響するの?」をお送りいたします。お楽しみに!

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