【第10話】競走馬の『見えない疲れ』ってどんな疲れ?|「レース前に知りたかった…」事前の危険察知で回収率アップをはかりましょう!

競馬コラム

~お馬様の心と身体を正しく理解する~

出遅れてもゆるっと競馬備忘録

ダルメ「びーぼ、びーぼ、ここの数字間違ってない?…ほらっ、ここ、ここ。これだと今月の売上予測が結構ずれてしまうで…」

びーぼ「あつ、す、すみません…すぐ訂正します。」

ダルメ「”数字好き”のびーぼにしたら珍しいんじゃない?体調不良か?それともプライベートでなんかあった?彼女がデート中に”ソラをつかった”とか…」

びーぼ「言ってる意味がわかりませんよ!デート中にソラをつかうって…そんな状況見たことないっすよ!体調も悪くないんですけど…ちょっと疲れてるのかもしれません…」

ダルメ「”見えない疲れ”か…?」

びーぼ「あれっ、それってレース後のコメントで調教師の先生やジョッキーが敗因の一つとしてあげる例のやつですか?」

ダルメ「そうそう、お馬様達も海外出張行ったり、泥んこレース走ったり、とんでもなく速いペースのレースに駆り出されたりと、まあ大変なんですよ…ただ、”ウィークエンドトレーダー”の私としては馬券のリスクは最小限に抑えたい。そこで今回は、レースストラテジストでもある私が”見えない疲れ”の正体をアナライズしてみようじゃないか!」

びーぼ「なんか急に”金融業界の人”みたいになってますけど、要は馬券大好きなダルメさんが負けを減らすために研究室(休憩室)で”見えない疲れ”を真剣に検証するってことですよね…ではダルメ総研の所長としてしっかりと講義をお願いいたします。」

ダルメ「うむ、ではまいりましょう!」

🔎実際に調教師コメントでよく聞く「見えない疲れ」が出やすい典型パターン

① 海外帰り

例:凱旋門賞 など

理由

  • 長距離輸送(飛行機+検疫)
  • 水・飼い葉の変化
  • 馬場適性の違い
  • 時差・環境変化

👉 レースでは「最後の踏ん張りが利かない」「追って反応が鈍い」形になりやすい。
帰国初戦より“2戦目でガクッと”も珍しくない。

② 夏負け・夏バテ

特に北海道滞在組以外で多い。

サイン

  • パドックで発汗が多い
  • 馬体が細い(馬体重は減ってなくても張りがない)
  • 返し馬で覇気がない

👉 直線半ばまでは普通、でもラスト100mで止まる。

③ レース間隔が詰まりすぎ

中2週・連闘など。

特に危険なのは

  • 前走がハイペース消耗戦
  • 初めての強い負荷だった場合

👉 「前走よりメンバー弱いのに凡走」パターン。

④ 長期休養明け2戦目

これ意外と盲点。

  • 1戦目:仕上げ8割で好走
  • 2戦目:本気仕上げ → 反動

👉 「叩き2戦目で普通に負ける」
コメントで“疲れが出たかも”。

⑤ 成長途上の3歳春

精神的な疲労。

例:日本ダービー 路線

  • トライアル → 本番 → 夏
  • 気性面が未完成

👉 一度崩れると立て直しに時間。

⑥ 連続輸送

関東⇄関西往復やローカル転戦。

👉 輸送減り+テンション高騰=消耗

⑦ 馬場の激変

  • 重→良
  • 逃げ→差し展開への変化

体力というより「精神的消耗」。

🧠 共通するレース内容の特徴

  • ✔ 直線半ばで止まる
  • ✔ 追ってもギアが上がらない
  • ✔ パドックは普通に見える
  • ✔ 馬体重は大きく減っていない

つまり
数字に出ない=見えない

🎯 カテゴリーごとに分けるなら

「見えない疲れ」を3分類すると使いやすい:

  • ① 物理的疲労(輸送・間隔)
  • ② 気候的疲労(夏・湿度)
  • ③ 精神的疲労(G1・環境変化)

ダルメ「と、まあ…こんなところでしょうか?事前に予測して負けるリスクを軽減させることも大切なのです!」

びーぼ「なるほど…”見えない疲れ”が少し見えるようになった気がします。ところでダルメさん、さっきからずっと気になってたんですけど、チャック全開ですよ…」

ダルメ「なにっ!これも”見えない疲れ”が原因か…うん、そうに決まってる!」

びーぼ「…違う…絶対に違う!(…このダメ上司!)」

次回は「組織で働く人にとってとても大切な”報連相”…実は競馬予想をする上でも大事な”ホウレンソウ”がある!」をお送りいたします。お楽しみに!

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