~京都の坂を正しく理解する~
出遅れてもゆるっと競馬備忘録
(職場の昼休みの休憩室、コーヒー片手に)
びーぼ:「ダルメさん、また競馬新聞広げて研究室(休憩室)ですか…」
ダルメ:「おう、びーぼ。仕事と競馬はPDCAが命なんだよ」
びーぼ:「いや、競馬にPDCAってあるんですか…?」
ダルメ:「ふふっ、あるよ!ちなみにPDCAの意味知ってるかい?」
びーぼ:「Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)ですよね…」
ダルメ:「ふふっ…甘いね…」
びーぼ:「えっ、間違ってますか…」
ダルメ:「ふふっ…最近になって意味を理解したんだが、」
びーぼ:「(最近?えっ、最近?)は、はい…」
ダルメ:「昔、取引先のお偉いさんに聞かれたとき俺はこう言ったのよ、
P(ポリトラック)、D(ダートコース)、C(Cウッドチップ)、A(Aコース芝)」
びーぼ:「知ってますよ。それで担当外されたんですよね、もうある意味伝説ですよ!!(しかも最後のAコース芝が微妙だし…)」
ダルメ:「もう少しあのお偉いさんにユーモアがあれば…ううっ、んじゃ今回のテーマ行っちゃってくださいな」
びーぼ:「では今回は京都競馬場の坂でございます!」
結論
京都競馬場は「ゴール前に坂がある競馬場」ではない。 内回り・外回りともに坂の本質は向こう正面〜3コーナーにかけての高低差(いわゆる淀の坂)であり、直線は平坦である。 重要なのは直線の我慢比べではなく、坂を含む3〜4コーナーでどう加速態勢を作れるか。 その設計に合うのは「エンジンのかかりは遅いが、一度かかれば推進力のある馬」である。
京都競馬場の坂の正しい理解
坂はどこにあるのか
京都競馬場の芝コースにおける高低差は、 向こう正面から3コーナーにかけて上り、3〜4コーナーで下る という「丘構造」に集約される。
- ゴール前直線は内回り・外回りともに平坦
- 坂は「仕掛けの前段階」に存在する
内回りと外回りの違い(構造)
- 内回り:高低差は比較的小さく、コーナーがタイト
- 外回り:高低差がやや大きく、コーナーが緩く、直線が長い
外回りの高低差は約4.3m、内回りは約3.1m。 この「1m以上の差」が、外回りにおける下りを利用したロングスパートをより顕著にする。ただし、内回りは直線が短いため、坂を下りながら加速しても前が止まらず、結局「差し不発」になるケースもある。
小回りで凡走 → 京都替わりが面白い理由
「前走小回りで差し不発」という結果は、能力不足ではなく、
- エンジン始動に必要な距離と時間が足りなかった
という構造的敗因であるケースが多い。
特に以下の特性を持つ馬は要注目。
- 初速が鈍い
- 加速に時間がかかる
- 最高速度と持続力は高い
このタイプは小回りでは置いていかれやすいが、京都外回りでは
- 下り坂で自然に加速
- 緩いコーナーでロスなく回れる
- 平坦直線で減速しにくい
という条件が揃い、能力が初めて可視化される。
まとめ
- 京都競馬場にゴール前の坂はない
- 坂は3〜4コーナーに存在し、仕掛けの巧拙が結果を左右する
- エンジンがかかりにくい馬は京都外回りで評価を上げる
びーぼ:「ところでダルメさん、本当にPDCA理解してます?」
ダルメ:「うん、Plan(予想)、Do(購入)、Check(撃沈)、Action(反省)」
びーぼ:「えっ…最後に反省しちゃってる…(このひと、ある意味、神だわ…)」
ダルメ:「うん、だから“備忘録”をつけることにしたんだよ」
びーぼ:「まさか…僕を“びーぼ”って呼ぶ理由は?」
ダルメ:「うん、ご明察!これからもよろしくね、びーぼ」
びーぼ:「(このアホ上司っ…可及的速やかに異動願い出そう…)」
次回予告:「坂が無い競馬場って?」を予定しています。お楽しみに!

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